職人クリップ

【大工さんからの豆知識】その6

2026.06.04
【大工さんからの豆知識】その6

 

「雨樋が詰まると家はどうなる?」

 

雨樋(あまどい)は、屋根に降った雨水を集めて地面へ流すための設備です。

普段はあまり気にすることのない部分ですが、実は家を守る大切な役割を担っています。

雨樋に落ち葉や枝、苔などが詰まると、雨水がうまく流れなくなります。

すると雨樋から水があふれ、外壁を伝って流れたり、軒先から滝のように落ちたりすることがあります。

その状態が続くと、外壁の汚れや傷みの原因になるだけでなく、軒天や木部の劣化を早めてしまうこともあります。

また、地面に大量の雨水が落ちることで、基礎まわりの泥はねや湿気の原因になる場合もあります。

特に周囲に木が多いお家では、知らないうちに落ち葉が溜まっていることも少なくありません。

雨樋は壊れてから気付くことが多い部分ですが、定期的に確認することで大きな修理を防げることもあります。

これから梅雨や台風の時期を迎える前に、一度ご自宅の雨樋を見上げてみてはいかがでしょうか。

普段は目立たない場所ですが、住まいを守るために毎日働いてくれている大切な存在なのです。

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